
『グルテンフリーは21世紀の新しいダイエット方法』
グルテンフリーダイエットは、いまや世界中で広がっています。有名人では、スーパーモデルのミランダ・カーさん、ボクシングの井岡一翔選手、テニスのノバク・ジョコビッチさん、タレントのローラさん、などなど・・・・・
世界中のアスリート、モデル、セレブ、一流のビジネスマンが実践しています。そして日本でも、実践者は徐々に増えています。
そもそもグルテンとは、小麦などの麦類に含まれているタンパク質の1種です。パンやケーキ、麺類をふわふわに、モチモチの食感にするために使用されます。でもこの『グルテン』は、もともと地球上には存在しなかったものなのです。
身の回りの食品を見渡してみると、あらゆる食品にグルテンが含まれているのが分かります。パン、パスタ、うどん、ラーメン、ケーキ、マフィン、クッキー、そうめん、お好み焼き、中華まん、餃子、カレー、いつも食べている大好きなメニューに、グルテンは含まれています。
グルテンは、ダイエット、美容、健康、脳機能など、あらゆる分野で身体に不調をきたします。特にダイエットでは、グルテンフリーは圧倒的な効果を得ることができるものです。
では、実際にグルテンがどのような不調をもたらすのか、具体的に見ていきたいと思います。
おしながき
『グルテン』は身体にどのように影響するのか?

<脳・心への影響>
・集中力の低下 ・慢性的なストレス ・イライラする ・やる気ができない ・無気力 ・うつ ・不安感
<身体への影響>
・下痢や便秘 ・腸の炎症 ・食欲増加 ・体脂肪の増加
<肌・美容への影響>
・肌荒れ ・ニキビ ・シワ、たるみ ・ハリツヤがなくなる
私が感じていたグルテンの影響だけでもこれだけのものがあります。グルテンはダイエットだけでなく、美容や健康に大きく影響するのです。
日本にも多く存在するのが『グルテン過敏症』や『小麦アレルギー』の人たちです。彼らは、グルテンはもちろん小麦を食べると身体にかなりの悪影響が出てきます。
しかし、そのようなアレルギーがある人以外にも、普段は健康のように思えても、グルテンによって身体に不調が起きている人はたくさんいます。健康な人がグルテンフリーを実践することで、さらにパフォーマンスを向上させることができるのです。
グルテンフリーダイエットの効果は?
この記事は、グルテン過敏症や小麦アレルギーの人だけでなく、『健康な人がさらに引き締まった身体』をつくるための方法を紹介しています。私はグルテン過敏症ではありませんが、グルテンフリーを実践してあらゆる効果を感じています。
もちろん、一番最初に感じた効果は『ダイエット』です。2週間で3キロの減量に成功し、引き締まった身体を維持しています。さらに余分な小麦(糖質)を減らして、上質なタンパク質を摂取しているため、体脂肪だけが落ち、筋肉量はむしろ増えている状態です。
次に、美肌効果も感じています。しっとり、もちもちした素肌になり、ハリとツヤも昔の肌のようです。さらに悩んでいたニキビも消え、キメが細かい肌になっています。男性は常に素肌で勝負しなければならないので、肌の調子は大切です。女性であれば、素肌は綺麗に、さらに化粧ノリも良くなるでしょう。
他にも、精神面や脳機能に対する効果も感じています。集中力は高まり、仕事の質と効率が上がります。さらにやる気に満ちた、エネルギッシュな気分になるのです。毎日ポジティブに、集中して物事に取り組むことができれば、その結果は大きく変わってくるものです。
私が2週間試してみた効果だけでも、これだけのものがあります。引き締まった身体、美しい素肌、冴えた頭、これらを実現したいと思えば、2週間だけでもグルテンフリーを実践してみてください。
グルテンフリーがダイエットに効果的な理由
グルテンフリーダイエットが効果的な理由の1つの『腸内環境』があげられます。腸は『第二の脳』と呼ばれるほど大切な器官であり、ダイエットでも非常に大切です。
腸は肝臓と同じく『毒素を排出する』という機能を持っています。ダイエットにおいては、この毒素を排出することはとっても大切です。
さらに腸は、脳から独立して『必要なものは取り込み、不要なものは排出する』という機能を持っています。この機能がうまく働かなければ、ダイエットに必要な栄養を十分に摂取することができず、さらに不要なもの(毒素など)を排出することができません。
『太りやすく痩せにくい体質』で悩んでいる人は多いものです。そんな人は、腸内環境を整えてみると、ダイエット効果を期待できます。
グルテンは持続的に腸内で炎症を起こすことがわかっています。腸を正常な状態に保つことが、ダイエットの成功のポイントでもあるのです。
もう1つ、グルテンフリーがダイエットの効果的な理由があります。それが『食欲を抑えられる』ということです。
PYYという食欲抑制ホルモンがある。
腸の粘膜が炎症を起こしていると、PYYが分泌されにくくなるので、食欲を抑えられなくなってしまうのだ。
グルテンフリーをして腸の粘膜が安定し、GLP-1とPYYが正常に分泌されるようになると、血糖値も上がりにくくなり、食欲のコントロールができるようになる。その結果、自然に痩せやすいや体質になるのだ。
『2週間で体が変わる グルテンフリー健康法』 溝口徹
パン、パスタ、うどん、ラーメン、ケーキ、マフィン、クッキー、そうめん、お好み焼き、中華まん、餃子、カレー、グルテンが入っているものを食べると、どうしてもまた欲しくなる。
ダイエット中に一番辛いのは『我慢』することです。食べたいものを我慢すると、当然ストレスが溜まります。ダイエット実践中の方のほとんどは、仕事や家事に忙しい日々を送っています。
ただでさえ、ストレスが溜まる生活をしているのに、さらに食べたいものを我慢するとなると、さらにストレスが溜まります。当然、ダイエットにストレスは禁物です。
『我慢』せずに、楽しみながら痩せるためには、グルテンフリーを実践することです。そもそも食欲が旺盛になるもの、腸が炎症を起こすものを食べなければ、『また食べたい』という気持ちがなくなります。すると、我慢することなく、適切な量を食べて満足ができるものなのです。これから、具体的なグルテンフリーダイエットの実践方法をご紹介します。
グルテンフリーダイエットの実践方法・やり方
<食べてはいけないもの>
大麦、小麦、オーツ麦、ライ麦、ふすま、パン、パスタ、うどん、ラーメン、パン粉、しょうゆ、ビール、クスクス、ブイヨンなど
グルテンフリーダイエットのやり方は、とってもシンプルです。毎日の食事から『グルテン』が入っているものを抜くだけです。
『大好きなラーメンやパスタ、パンやケーキが食べられないの?』と心配になるかもしれませんが、大丈夫です。麺類もスイーツも、きちんと食べることができます。
ここで重宝されるのが、通販で買えるグルテンフリー食材です。大好きな麺類もパンも、安心して食べることができます。
まずは、食事を上記のグルテンフリー食材に変えてみてください。それを2週間試してみるのです。
何も変わらなければ、もとの食生活に戻してみても構いません。でも、あなたの身体や脳がどう変化するか、しっかりと耳を傾けてみてほしいのです。2週間試して頂ければ、必ず変化が訪れると確信しています。
さらにケーキやマフィン、パンやクッキーなど、スイーツも食べられます。グルテンフリーのスイーツまとめを参考にしてみてください。
グルテンフリー=『お米』の注意点
グルテンフリーを実践していると、お米にたどり着く人がいます。確かにお米は、グルテンフリーで小麦に比べるとダイエットにも有効です。ただし、ここで注意したいのは『お米』=『糖質』ということです。
太る理油は、単純にカロリーではなく『糖質』です。糖質を摂取すると、グルコースに変わります。そしてインスリンが大量に分泌され、グルコースを細胞に届けようとします。しかし、糖質は基本的に多く摂りすぎているため、全てを細胞に届けることはできません。
余ったグルコースは脂肪細胞に届けられます。それがいわゆる『体脂肪』となり、太る理由なのです。
さらに、この糖質を摂取すると悪いことがもう1つあります。糖質を摂取すると、血糖値が急激に上がり、その後は下がります。血糖値が安定せず、食事の度に血糖値が上下するのです。
血糖値が安定しないことにより、急激な眠気が襲ってきます。これが、ランチの後に眠たくなってしまう理由なのです。集中力は低下し、仕事の質は上がりません。さらにやる気がでなくなったり、仕事が手につかなくなってしまうのです。
グルテンフリーダイエットでは、お米は食べても大丈夫な食材です。しかし、糖質の観点から、食べるのであれば『少量』を心がけてください。
また、食べる順番によっても血糖値の上がり方は変わります。野菜→スープ→おかず→ごはん基本的にお米は最後に食べるようにしてください。
グルテンフリーダイエットだけでも効果はあります。そしてグルテンフリーダイエットは、糖質を制限していることにもなるのです。
なかにはお米のような糖質が高いものもありますので、糖質制限を同時に意識して行っていただくと、さらにダイエット効果を期待できます。糖質制限については糖質制限ダイエットの実践方法と効果まとめを参考にしてください。
グルテンフリーダイエット関連書籍まとめ
グルテンフリーダイエットは、単純に痩せるだけではありません。お肌をキレイにし、集中力を高め、やる気を取り戻させてくれます。
ダイエットの面でも、美容の面でも、精神面でも、脳機能の面でも、あらゆる分野で前向きな改善効果を期待できる優れた食事法です。
もっと詳しくグルテンフリーダイエットを知りたい人は、下記の書籍を参考にしてみてください。世界中で広まり、最近では日本でもたくさんの関連書籍が発売されています。そのなかでも、特に参考になった書籍を紹介します。
1、ジョコビッチの生まれ変わる食事
世界No1のテニスプレイヤー『ノバク・ジョコビッチ』さんの書籍です。彼がどのようにして『世界No.1』になったのか、その秘密が書かれています。
本書で紹介されている食事法が『グルテンフリー』です。グルテンフリーの食事法を実践することで、身体や脳にどのような変化を与えたのか。それが詳しく記載されている良質な書籍です。
世界中のアスリートがグルテンフリーを実践していますが、アスリート以外にも、日本のビジネスマンにも有効な方法ということが分かります。この本を読んでいると、食に対する興味、身体に対する興味が増します。
グルテンフリー関連書籍の最初の一冊としておすすめです。
ジョコビッチの生まれ変わる食事 [ ノバク・ジョコビッチ ] 詳細・購入はこちらから
2、『2週間、小麦をやめてみませんか?』
ジョコビッチの生まれ変わる書籍で紹介されている食事法を、さらに詳しく解説したのが本書です。
特に日本ではどのような食材を使用し、実践するのか、分かりやすく書かれています。なにより、グルテンフリーのレシピがカラーで載っているのが便利です。どれも美味しく、簡単につくれるメニューばかりです。
グルテンフリーの『実践書』としておすすめの一冊です。
2週間、小麦をやめてみませんか? [ ヤヨイ・フォーブス ] 詳細・購入はこちらから
3、『2週間で体が変わる グルテンフリー健康法』
グルテンがどのように身体に影響するのか。身体の仕組みが詳しく書かれており、説得力があります。またグルテン以外にも、糖質や油についても詳しく解説されています。
この本を読めば、グルテンに関して、身体に関してより深い知識を身につけることができます。この本には、『グルテンフリーダイエット』『糖質制限ダイエット』『油を使ったダイエット』など、近年効果が期待されているあらゆるダイエットの基礎になる知識を学ぶことができます。
グルテンフリーだけでなく、身体の痩せる仕組みをもっと知りたい人におすすめの一冊です。
2週間で体が変わるグルテンフリー健康法 [ 溝口徹 ] 詳細・購入はこちらから
ほんの数日でも試してみてほしい
最後までご購読いただきありがとうございます。グルテンフリーダイエットは、世界中のアスリート、ビジネスマンが実践しています。『なぜ、一流の人はグルテンフリーを実践しているのか?』
その理由は、あなたが実際にやってみなければ分かりません。たった2週間、もしくは数日間だけでも実践してみて頂ければ、『何がどう変わったか?』を感じていただけるはずです。
ダイエット方法や理屈を理解することも大切ですが、一番は、普段の食事が身体にどう影響しているのか、耳をかたむけることです。そうすれば、何が正しくて、何が間違っているのか。あなた自身でしっかりと判断ができるようになります。
まずは数日間でも、試してみてください。あなたの身体が前向きに変化することを確信しています。